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Domaine生産者
Grapeブドウ品種
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Mariage料理
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Othersその他
60〜70度の斜度の危険な畑。ワイン名ティンパはシチリアの言葉で「急斜面」の意味。
¥3,200 税込¥3,520
希望小売価格¥3,200
イタリア/シチリア島/カンマラータ
Italy / Sicilia / Cammarata
フェウド・モントーニ
Feudo Montoni
グリッロ
Grillo
2022
750ml
Grillo della Timpa
味わい
おすすめ料理
サラダ
魚介料理 (白身)
イタリアン
※画像はイメージの為、実際の商品と異なる場合がございます。
レビュー件数:1件
評価
2020/03/25
マンゴーマンさん
シチリアワインは好きなんですが、安っぽいワインが多いのが正直な印象。このグリッロは価格に見合う価値があると思いました。
1件〜1件 (全 1件)
ティンパの畑は北東向きで、標高650m。「ティンパ」はシチリアの言葉で「急斜面」、実際この畑は傾斜60%の斜面の山肌に位置している。樹齢30年のグリッロは、ミネラル豊富なきめ細かい砂地で育つ。このような砂質土壌は排水能力が強く、この種の土壌で育つブドウは、淡い色、透明度高く、フレッシュ、成熟が早いのが特徴。ワインは一般的にエレガントで、強い香り、スレンダーな骨格が特徴。グリッロはカタロラットとジビボの交配種。1860年代にファヴァラ(アグリジェントの郊外で、モントーニにも近い町)にて、メンドーラ教授により初めて作られた品種。
生産者について
歴史: シチリア島の首都、パレルモ市から約100キロ内陸に位置する古き良きシチリアの原風景が色濃く残るカンマラ-タの土地で1469年よりワインを手掛けるシチリアでも最も古い歴史をもつワイナリーのひとつ。 ローマ教皇の主治医であったアンドレア・バッチ氏による1595年のイタリアワイン古典「De Naturali Vinorum Historia」の中でカンマラータのワインについて「色濃くて香りと味に優れたとても力強い赤ワインで長期保存に向いている」と述べており、現在でもバチカン宮殿へワインを納めています。 この土地を1800年より所有するシレーニ家は長年ぶどう栽培農家としてタスカ・ダルメリータ(ロッソ・デル・コンテがまだ地場品種のみで造られていた当時はモントーニのネロ・ダーヴォラとペリコーネによる)などの大手ワイナリーへブドウ供給を主としていましたが、1990年代より徐々に元詰めを増やしています。 シチリア伝統品種の純粋な遺伝子の守護者 現当主であるファビオ・シレーシ氏の祖父が購入してから3代に渡りこの土地に昔から植わるブドウ品種、とりわけネロ・ダーヴォラ、ペリコーネ、カタラットが持つユニークで純粋な遺伝子を大切に守っています。 周辺から完全に隔離され、外部の影響から遮断された自然環境の中、植え替えをする際には畑の中から最良の樹を選び、昔から受け継がれてきた手作業による継ぎ木作業とプロヴィナージュを行う事で、そのDNAを400年以上変える事なく増殖させています。 ジャコモ・タキスとの縁 フェウド・モントーニによるネロ・ダーヴォラの他とは違う個性に注目したのが、かのジャコモ・タキス氏。彼は幾度もワイナリーを視察し、そして手紙にてしたためます。 「貴方のとても興味深いワインに賛辞を送ります。それは何度も伝えていますが、とても特徴のあるネロ・ダーヴォラの事です。優れた著名な赤ワインが持つ品性を備えており、シチリアでは比較的容易に探せる骨格がしっかりとした力強さだけでなく、むしろ豊かなエレガンスと品格が存分にある事により他のネロ・ダーヴォラとは一線を画しており、他所では真似が出来ないシチリア産の高品質ワインであります。 私の”直感”ではおそらくピノ・ネロの親戚ではないかと考えており、様々な理由からも最も重要なワインよりも価値があると考えます。」(2004年、ジャコモ・タキス氏直筆の手紙より抜粋) 高い標高と風、寒暖差から生まれるフレッシュさとエレガンス、ビオロジック栽培 標高500-700メートルのあいだの山の東向き斜面に合計80ヘクタールの畑を所有しており、土壌は主に砂質と粘土による。 太古は海底であった事から貝などの化石が沢山あり、標高差により土壌構成が大きく異なります。 絶え間なく吹き降ろす強い風と乾燥した気候、そして周辺から完全に隔離され汚染とは無縁な自然環境によりビオロジック栽培を容易としているのです(2013年より認証取得)。 年間約350日の日照がありながらも寒暖差が大きい事からフレッシュな酸味が自然と残り、pHの値はフランスワイン並みに低く酸度が高い事が大きな特徴。 畑では様々な野生ハーブが自生しており、不要な雑草のみを引き抜き、土壌を活性化させる為に土を耕し、周辺に植えている空豆、エンドウ豆、カラスノエンドウ、セイヨウカズラを春に地中へ埋めています。 冬場の選定作業を重要視し、法定で認められている収量よりはるかに低い低収量に抑える事が品質の鍵であると考えています。 単一品種、単一畑へのこだわり:ブドウ品種の個性とテロワールを表現する事を第一に、醸造は栽培の鏡であるという考えから極力余分な手を加えない事を信条としている。 畑のクリマを単一品種で表現するブルゴーニュワインのコンセプトに共感しており、エントリーワイン以外単一品種、単一区画産。収穫は100%手摘みにより行われ、1時間以内に圧搾され、発酵は野生酵母によります。 白は樽を用いずコンクリートタンク醸造でマロラクティック発酵は行いません。 赤ワインはフレンチオークにより樽熟成され、新樽の使用は最大15%までに留めています。
テヌータ・デル・オルネライア / ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネライア
イタリアのスーパータスカンの代表オルネライアが造る稀少な白ワイン。ボルゲリのテロワールが造り出す地中海を彷彿とさせるエレガントなスタイル。
11,550円